2019.09.05
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働き方改革インタビュー vol. 7 ~株式会社インテージ・アソシエイツ 代表取締役社長・須川 壮己


今回のインテージグループ働き方改革インタビューは、インテージグループ内のシェアードサービスを手掛ける株式会社インテージアソシエイツの代表取締役社長・須川 壮己(すがわ しげみ)に、「インテージグループ『働き方改革』プロジェクト」マネージャー・松尾 重義(まつお しげよし)が取組みへの想いについて聞きました。

なぜアソシエイツで取り組むのか


松尾:
インテージ・アソシエイツでは19年4月より、「対象者の指定や事前申請の必要ないフルフレックス(コアタイムのないフレックスタイム)・リモートワーク」を全面的に導入されました。
須川:
インテージ・アソシエイツには、これまでもコアタイムのあるフレックスタイム制度がありましたが、本来全員で取組みたいことは、時間や場所が一緒だという前提があるとなんとなくおろそかにしがちな、仕事の段取りの明確化や、仕事に関わる人との共有の仕方とその中での優先順位のつけ方といったことなのだと考えています。
こういったことを、コアタイムを撤廃すること、リモートワークを拡充することを一つのきっかけとして、改めてみんなで考えていきたいですね。
松尾:
暗黙的な同調ではなく、本当に必要だと互いに理解して仕事に取り組んでいくということですね。
須川:
時間と場所が全員一緒である状態、は実は楽である、ということもあるのではと思います。全員が同じ環境にいるから、わざわざ時間の使い方や仕事の進め方をそこまで考えなくてもよかったかもしれない。けれども、それが前提でない環境では、当たり前かもしれませんが、時間の使い方を自分でプランニングし、それぞれが互いに共有できていないとなりませんよね。

この取組みをきっかけとしてみんなで目指したい姿


松尾:
特にシェアード会社という業態で働き方を考えるにあたって、意識されていることなどありますでしょうか。
須川:
シェアード業務ですので、共通業務を標準化し、同一サービスを提供するということが前提ではありますが、インテージグループを支えるということが大事だと思いますので、必要だと思うことは柔軟にどんどんやったほうがよいし、グループ各社からの随時依頼も、柔軟に受けていくということだと思います。
けれど、例えば全員が夜遅くまで同じように受付対応をしないといけないのかというと、それこそ柔軟に取り組むべきことだし、本来求められるサービスレベルとは、相手が喜ぶことを何でもやることではなく、相手も、自分も、全員が最も最適な状態を作ることではないかなと感じています。

 
例えば、自分でやるよりも依頼した相手に一工夫してもらうだけで、ぐっと効率的になることだってあるかもしれない。我々はシェアード業務という、利益として直接的に見えづらい業務に取り組んでいるからこそ、全体最適を見据えた品質と、それにかける時間とのバランスをもっともっと考えていく必要があるように思います。
先ほど、改めて時間の使い方を自分でプランニングし、それぞれが互いに共有することについて取組むきっかけとしたいと言いましたが、このことがサービスレベルの向上にもつながるのではないか、との期待もあります。例えば、ひとり一人に閉じていたノウハウも、互いに共有しすれば全員のノウハウにできるし、そうやって業務対応をしていけば、チームとしての力も強くなっていきます。ひとりの力では提案が難しかった全体最適だって、グループ会社のみんなとともに考えていくようなこともできるかもしれない。こういったことは働き方の取組みだけで実現するものではありませんが、目指していきたいところではありますね。
松尾:
とくにアソシエイツのみなさんに伝えていきたいことなどありますでしょうか。
須川:
まずは、みんなで分かち合う、助け合う、という土壌をもっともっと作っていければと思います。そのためには、繰り返しになりますが、自分の時間の使い方をそれぞれがさらに考え、互いに共有すること。その先にひとり一人の違いに寄り添った働き方の向上があると思います。
もう一つは、マネージャーのサポートですね。時間と場所が同じでなくてもよいという前提の中で、考えるべきことは多いと思いますが、取組みが進む中で、悩んだり立ち止まって考えないとならないテーマがあれば、都度全員で取組んでいきたいですし、話もしたいなと思っています。


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カテゴリ:働き方