2017.05.22
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「自ら考え、判断し、自ら行動できる」ようになるために、インテージグループ合同新人研修で取り組んだこと(2017年度版)


こんにちは。インテージホールディングスの日比野です。
インテージグループは、グループ5社(インテージ、アスクレップ、インテージテクノスフィア、アンテリオ、医療情報総合研究所)の2017年度新入社員51人への研修を、合同で一カ月にわたって行いました。どうしてグル―プ合同で実施したのか、そして社会人としてのスタートの一カ月に何を行ったのか、今回はインテージグループ新人研修についてお伝えします。

どうして「グループ合同」で実施したのか

インテージグループはそれぞれの会社で新卒採用を行っています。とてもありがたいことに、毎年さまざまな経験を積んだメンバーが入社してくれています。では、どうして、そんな新入社員に合同で研修を受けてもらうのでしょうか?それは、「これからのインテージグループ文化をつくり、リードしていく」ことへの期待があるからです。
それぞれの事業で必要となるスキルは、採用された会社ごとの研修や、配属された部署でのOJT(実務をとおして行う職業教育)の方が身に付くと思います。ただ、仕事から離れた環境で取り組むからこそ、インテージグループ全体で大事にしたい「自ら考え、判断し、自ら行動できる」というテーマに集中できると考え、このことを「マインドセット/マインドチェンジ」「グループの事業理解」「基礎知識の習得」を通して、グループの仲間とともに取り組めるようにしています(一カ月の研修の後、各社でさらに専門的な研修プログラムを行います)。


グループ合同新人研修のコンセプト

自ら考え、判断し、自ら行動する研修 その1:「課題解決ワークショッププログラム」

研修という、ともすると「知識のインプット」が強くなりがちな場を、「自ら考え、判断し、自ら行動する」アウトプットの場としていくために、今年度は「課題解決」を狙いとした二つのプログラムを実施しました。一つ目が「求人広告の企画提案ワークショップ」。提示された要件に対して、クライアントにアポイントを取り、情報を収集して課題を洗い出すところから取り組みを開始。課題に応じた求人ターゲットの選定、広告の制作までをチームのメンバーで検討を重ねながら行い、プレゼンテーションにつなげました。

自ら考え、判断し、自ら行動する研修 その2:「グループ合同会社説明会プロジェクト」

二つ目のプログラムは新入社員が自ら考え、企画・運営する、学生向け「グループ合同会社説明会プロジェクト」。これは、事前準備や当日のプレゼンテーション、会場の運営などのすべてを、新入社員が行うものです。採用活動に関するイベントの一つですので、学生の皆さんにインテージグループの魅力を伝えるためにはどうしたらいいのか真剣に考え、実行することが必要になります。参加する側も実施する側も、全員が真剣勝負です。各社の人事担当も全面的に協力します。


自社の魅力を、学生に一番近い新入社員自身の言葉で伝えます

会社の魅力を伝えるためには、以下などが必要になります。
 ・伝える内容(事業)の理解
 ・わかりやすく伝える構造化力(論理思考)、プレゼンテーション力
 さらに会場運営に関しては、段取り力も必要となりますし、さまざまな力を発揮しないと、会社説明会を成功に導くことができません。事前にインプットした知識をいかに形にできるか、まさに「自ら(課題解決を)考え、判断し、自ら行動すること」が求められるプログラムです。


先輩社員に業務内容をヒアリング


研修講師からプレゼンテーションについてのフィードバック


プレゼンテーションの練習を録画し、セルフチェックを実施

会社説明会は3回実施。毎回よりよいものになるように、実施後に担当したチームに改善点をフィードバックし、次の回に向けてブラッシュアップ。こうすることで、PDCA(Plan:計画、Do:実行、Check:評価、ActまたはAdjust:改善)を回す重要性を自ら経験し、その有効性を体感してもらいたい、という思いも込めています。


会社説明会の会場


学生の皆さんに少しでも魅力を伝えたいと、インテージホールディングス社長の宮首がサプライズ登壇!

新入社員への期待

私たちがインテージグループの新入社員に対して抱いているのは、グループの文化をつくっていくことへの期待であり、仲間としての期待。また、そこには、新たな視点で気づきを与えてくれる存在としての期待もあります。
新入社員の今後の活躍を切に願っています。

インテージグループ各社では一緒に働く仲間を募集しています!

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カテゴリ:ヒト・伸ばす