2023.04.20
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Dandiesカフェ、始まります


インテージグループには、“Dandies(ダンディーズ)” ※1という障がい者雇用のチームがあり、秋葉原・東久留米・ひばりが丘の3事業所で働いています。
3月31日、インテージグループの各事業所で Dandiesによる リアルカフェ・もぐもぐタイム が開催されました。なぜ“カフェ”なのか、ダイバーシティ推進部 部長の山崎さんと同部 指導員の市坪さんにお話を伺いました。

※1
 “Dandies”は、Diversity(ダイバーシティー) and Inclusion(インクルージョン) ⇒Dandi の複数形。多様性を認め合い、共に成長する企業風土の醸成を目指しています
Dandiesの活動についてはこちらでも紹介しています

テーマは春。Dandiesによるリアルカフェを開催

Dandiesでカフェを開催したい。そんな相談をDandiesの所属するインテージ・アソシエイツの人事にしたところ、まずは自社内でやってみよう、という話になり、3月末に開催が決まりました。テーマを「春」とし、Dandiesを3チームに分けてそれぞれにリーダーを置き、リーダー主導で企画を進めました。


▲3月に実施したカフェの開催報告

限られた時間・限られた予算の中でチームで話し合い、コーヒーと一緒に提供するお菓子を決め、魅力の伝わるPOPを作る。その過程に、彼ら自身にとっての学びや発見があったようです。例えばより良くしていくための意見交換においても、それぞれ受け取り方が異なる中で相手を傷つけないように伝えるなど、これまでより一歩踏み込んで仲間のことを考えるきっかけになっていました。また、普段の業務では関わりが少ないメンバーとの協業や、普段の業務とは異なることを実施する中で知らない一面を発見したという声も聴かれました。

もちろん実施するにあたっては心配も多かったですが、失敗してもいいからまずは1回やってみよう、と挑戦を楽しむ気持ちで始めました。いざやってみると、そもそも失敗って何?という気持ちになるくらい、気づきや学びにあふれていました。


▲当日の様子(秋葉原・ひばりが丘・東久留米にて同時開催。Dandiesの選んだお菓子をお渡しし、人気投票をしていただきました)

きっかけはSDGs報告会

Dandiesの仕事の一つにメールポーターがあります。各フロアに郵送物を届けて回る中で社員との出会いもあったのですが、コロナ禍で出社が少なくなり、個人ごとのメールトレイを部署トレイに集約したこと、出社が減ったことなどで、グループ社員との交流が激減しました。もっと表に出る場を作りたい。そんな気持ちの中で2022年10月に「SDGs報告会※2」を開催しました。その時の活き活きとした彼らの姿を見て、サービスを提供している部門の先にいる社員と直接触れ合うことはとても大切なのだと、改めて実感しました。
また、参加してくれたグループ社員の方からも、Dandiesにどんな仲間がいるのか知ることができたという声がありました。多様な仲間との共生を目指すなかで、その前にDandiesの存在、そしてそこにいる仲間のことをまずは知ってもらう事が必要だと考えています。彼らは、人の役に立ちたいという想いを強く持っています。そのことも含め、彼らの活動を今後もグループ社員に伝えていきたいと思います。

インテージ・アソシエイツはグループのシェアドサービス会社であり、グループ社員のウェルビーイング向上に貢献していきたいと考えております。午後3時にほっと一息、コーヒーとおやつを提供する、そんなカフェを実施することは、ウェルビーイング向上・グループの仲間を知る・Dandiesメンバーのモチベーション全てにつながるのではないかと考え、4月から試験的に秋葉原オフィス コラボレーショングリッド※3にて、月に1回開催していこうと考えています。

※2
 インテージグループのSDGs宣言を受け、Dandiesではワークショップを通じて自分たちがSDGsについて深く学ぶとともに、次世代にSDGsを考えてもらうために、すごろくやかるた、ゲームなどを作成しています。ワークショップではグループ各社の社員が講師となって、彼らをサポートしています。2022年度には活動の集大成として、これまでの取り組みを発表する「SDGs報告会」を開催しました
※3
 コラボレーショングリッドはインテージグループ社員であれば誰でも使えるワークプレイスです

共生に向けて

今はダイバーシティ推進部で仕事をしていますが、ゆくゆくは一定期間ダイバーシティ推進部で教育訓練をしたのち、現場に送り出していきたいと考えています。実際に、朝・夕のミーティングの間はインテージ・アソシエイツ内の各部署やグループ会社の部署で仕事をしているメンバーもいます。確かに振れ幅は大きいかもしれませんが、得意・不得意を見極めて仕事を割り振る、得意をどう伸ばしていくか考えるという点では、人事・労務管理の基本がここにあると思います。また、誰でもできるようようマニュアルを整備するなど、受入れ部署でも効率化の面で良い効果が出ていると聞いています。
もともとインテージグループには、自然に多様性を受け入れる風土があります。だからこそ、多様なメンバーが隣で仕事をしている、本当の意味での共生を実現していければと思っています。


インタビュイー紹介:


  • インテージ・アソシエイツ ダイバーシティ推進部 部長 山崎加奈子さん(写真左)
    新卒でインテージ社に入社。IT部門、ホールディングス業務、インテージ・アソシエイツ 健康管理部の業務などを経て2017年より現職
  • インテージ・アソシエイツ ダイバーシティ推進部 指導員グループ 市坪雅子さん(写真右)
    高校教師、インテージ社マーケティングリサーチ業務を経て2020年より現職

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