2018.02.15
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アンテリオ流!~「真剣に遊ぶ社員旅行」でチームビルディング


こんにちは、インテージホールディングスの上村です。
インテージグループには福利厚生の一環として「社員旅行」の制度があります。名所散策やバーベキュー、工場見学など、各会社や事業部門がそれぞれ企画・実施しています。そんな中、一線を画すのがアンテリオの社員旅行。本気のレクリレーションでチームビルド?旅行をコミュニケーション向上につなげるコツは? 一泊二日の社員旅行に参加して感じた、遊びと学びの様子をお伝えします。

コミュニケーション力の強化は、1カ月前からスタート!

社員旅行の目的は社員同士のコミュニケーションの活発化。バスを貸し切って一泊二日で行います。泊りがけとなると当然、共に過ごす時間が多くなり、特にバスでの移動時間は、まさに情報交換の場。同じ会社にいながら話す機会のないメンバーと「普段どんな仕事をしているの?」「いつ入社したの?」といった業務に関わることから、趣味や家族などプライベートな話題にも花を咲かせ、盛り上がりを見せていました。


社員旅行の当日にこのように盛り上がることには理由があります。
実は社員旅行の詳細が発表されるのは、実施1カ月前。本気で取り組むレクリエーションの内容とチーム編成を社員は毎年、とても楽しみにしています。今年は「ドッヂビー」という聞き慣れないスポーツ、そして全8チームの編成が発表。チームは部門や年齢、性別、国籍がさまざまなメンバーで構成され、まさにダイバーシティーを体現しています。
8チームにはそれぞれコンセプトカラーが決められていて、その色に基づいたユニフォームを準備します。ユニフォーム以外にも社員旅行当日までに決めることが多々あり、準備段階から話し合いの機会は多く持たれます。

また、社員旅行が近づいてくると、秘密裡に練習を始めるチームが続出。私が参加したオレンジチームは昼休み、会社近くの公園に集まって練習を始めたものの、慣れないメンバーにとってはドッヂビーのフライングディスクを真っすぐ投げることすら難しい状況です。コツをつかんだメンバーが「こう持てば投げやすいよ」と戸惑うチームメートにアドバイス。「みんなが一緒に楽しめるように」とチームの団結力も少しずつ高まってきました。
もし、社員旅行当日にメンバーが初めて顔を合わせていたなら、こうしたコミュニケーションは生まれにくかったでしょう。


ドッヂビーとは、ウレタンとナイロンを使用したディスクを使う、高い安全性を持ち、手軽に楽しめる遊びでありスポーツのこと(日本ドッヂビー協会HPより

本気のレクリエーションでチームビルド

ついに社員旅行当日。事前にそろえたユニフォームを、朝から着ることで団結力を高めます(途中に立ち寄った高速道路のサービスエリアでは、二度見されることもしばしば…)。

チームリーダーを中心に、この1カ月間、コミュニケーションを取り、チーム力を高めてきました。
忙しい業務の間に、打ち合わせを重ねたり、昼休みに練習したり。ここまで力を入れるのは、アンテリオがこれまで実践してきた「遊びも仕事も真剣に」という精神が、社員に宿っているからかもしれません。
さらに、優勝を狙ってチームが一丸となることには、「レクリエーションの順位でこの日泊まる部屋のランクが決まるから」という理由もあります(優勝チームは、ランクの高い露天風呂付きの部屋に泊まることができます)。

いよいよ、真剣勝負のレクリエーションがスタート!その様子を少し紹介します。
一般社団法人日本ドッヂビー協会にルール指導と審判のご協力をいただき、トーナメント戦がスタート。ルールやコートはドッジボールと似ています。試合の時間は短いですが、運動量は相当なもの。



試合が終わるごとに各チーム、メンバーが集まって勝因・敗因を探り、次の試合にどう臨むか知恵を絞ります。勝ち続けて余裕を見せるチームもいれば、なかなか勝てずに焦る気持ちが募ってムードが少し悪くなるチームも。そこでこんなやり取りを見かけました。
なかなかコツをつかめないAさんに、「もうちょっとしっかりパスしてよ」とダメ出しをするメンバー。悪気はなく、むしろ励ますつもりだったかもしれません。しかしAさんは、そう言われたショックで少し落ち込んだ様子。
それを見ていた同じチームの年長者が一言。「確かにAさんはパスに失敗することが多かったけれど、外野で相手チームに当てる役目のメンバーも、今の試合はうまくできていなかったと思うよ。それぞれがフォローし合う気持ちがないとうまくいかないよ」。その言葉でチームの雰囲気が変わり、その後の試合では、Aさんは落ち着いてパスが投げられるようになりました。「大丈夫、大丈夫!」「落ち着いてー!」「もう一歩、前まで行こう」と声を掛け合う姿に、遊びをとおして養われるチームビルディングを垣間見ました。

「自分にできるのだから、あの人もできるだろう。できて当然だ」と思ってしまうこと、ありませんか?これは仕事上のやり取りでもあることです。しかし、会社というコミュニティーにはスキルや価値観、物事のとらえ方が違うさまざまな人が働いています。大局的に物事を見て判断することが得意な人もいれば、細かい作業が得意な人もいます。
アンテリオの社員旅行には、レクリエーションを通じて共に働くメンバーの特性や持ち味を知り、成長の手助けをすることで、自分もまた成長することができる、というメッセージが込められているような気がしました。

働き方改革で見直される!?社員旅行の役割

インテージグループは「働き方改革」の一環として、リモートワークやフルフレックス制度を導入しています。これらの制度を導入することによって、仕事や時間の使い方の効率化などの良い変化をもたらす一方、社員同士が顔を合わせる機会が減るといったデメリットもあります。
しかし、このような社員旅行などの社内イベントが、普段なかなか接する機会のない同僚とのコミュニケーションの機会としても役立てられているのです。アンテリオの社長である仁司与志矢は、社員旅行についてこう話しています。「ゲームでの競争を通じ互いを知ることで、一人ひとりの意識が変わり、楽しみながら会社が成長することにつながると確信している」


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