
こんにちは、ウェブ担当のノッシーです。
今回は、前回の『一杯のドリンクから始まる多様性 ~Dandiesカフェが育む笑顔と交流~』で予告した「Dandiesカフェ」のコラボ企画についてご紹介します。
令和6年能登半島地震の復興支援や、インテージグループの新たな取り組み「虹の架け橋ファーム」の野菜販売など、多様な企画が実現しました。
それでは、ぜひ最後までお付き合いください。
『ひろばカフェ』はグループ会社であるインテージの社内報に掲載されている企画ページです。一見すると社員の自己紹介のような記事なのですが、実は担当スタッフが社員にインタビューして、仕事の取り組み方や趣味などを聞き出し編集して掲載しています。
今回ご紹介する「コラボカフェ」は、その『ひろばカフェ』の編集スタッフが “カフェ” 繋がりということで、Dandiesにリアルカフェイベントを一緒にやりませんかと声をかけたことから始まりました。
「コラボカフェ」は2024年10月に第一回を開催、そして二回目は2025年1月に開催しました。1月と言えば記憶に新しい能登半島地震が発生した月であり、発生から一年というタイミングでもありました。
そこで、何か支援になるようなことができないかと企画がスタート。募金や能登の地の物での地産支援などアイデアを出し合い復興支援企画が実現しました。
当日は会場の一角に募金箱が設置され、被災の状況を伝えるパネル展示も行われました。

Dandiesカフェではコーヒーなどの飲み物の他に毎回お菓子も提供。「コラボカフェ」では復興支援企画の一環として能登のパティスリーが作った「珠洲の塩マドレーヌ」が用意されました。


Dandiesカフェと『ひろばカフェ』のコラボレーションは、単なるイベントの枠を超え、社会貢献活動としても大きな意義を持つものとなりました。従業員同士の交流を深めるだけでなく、被災地支援という形で社会とのつながりも生み出しています。小さな一歩かもしれませんが、こういった温かい取り組みを私たちも一緒にサポートしていけたらいいなと思いました。
なお、コラボカフェで集まった募金は「令和6年能登半島地震災害義援金」として日本赤十字社に寄付されました。
「インテージ 虹の架け橋ファーム」とは、株式会社インテージが障がい者雇用の一環として2024年6月に始めた農園です。
1月のコラボカフェで、この農園で作られた野菜が販売されるはずだったのですが、残念ながら野菜の生育不良により中止になってしまいました。市販の野菜が天候の影響で生育不良だとニュースになっていたくらいですから仕方ありません。
「虹の架け橋ファーム」は大きなビニールハウスの中の区分けされた一角にあります。他の区画は別の企業が契約していて、インテージと同じように障がい者雇用の一環の農園として使用されています。
インテージは「虹の架け橋ファーム」と命名しており、他の企業もそれぞれ名前を付けているそうです。
インテージの農園では障がい者のスタッフ3人と農場長の計4人が働いています。
出荷先はインテージグループのみ。そのため生産量は多くはありませんが、ミニ白菜や小松菜、チンゲンサイなど季節ごとに3~4種類の野菜を無農薬で栽培しています。
なにを作るかは、その時期に適したものや社内販売に向いていそうなものを見繕ったり、スタッフの希望を織り交ぜたりしながら話し合って決めているそう。Dandiesカフェと同じようにスタッフの自主性を大事にしているのですね。
今年の5月、ついにDandiesカフェでの野菜販売が実現!
袋詰めされた小松菜や小カブ、パクチーなど新鮮な野菜が並びました。値段は、一袋 “100円~(+気持ち)” で、売り上げは全額日本赤十字社に寄付されます。

そしてこの日は農園のスタッフが秋葉原の本社に初来社しました!
農園から秋葉原までは電車で1時間以上かかり、障がいのある彼らにとってこの移動距離は想像以上に大変なのだそう。ですが折角の機会という事で、インテージの担当者による丁寧なサポートもあり来社が実現しました。
野菜を買いに来たグループの従業員と言葉を交わす場面もみられ、お互いに良いコミュニケーションの機会になったのではないでしょうか。

今回ご紹介した「Dandiesカフェ」のコラボ企画は、いかがだったでしょうか。
「コラボカフェ」や「虹の架け橋ファーム」の取り組みは、インテージグループの多様性への思いと社会貢献への意欲が形になったものです。
カフェでの温かい交流、被災地への支援、そして農園での野菜づくり。一見異なる活動のようですが、すべてに共通しているのは「人とのつながり」です。
これからも、こうした活動を通じて、社員同士の絆を深め、社会とのつながりを育んでいければと思います。
それでは、次回もどうぞお楽しみに!