一杯のドリンクから始まる多様性 ~Dandiesカフェが育む笑顔と交流~


こんにちは、ノッシーです。
ウェブ担当ですが今回は、当社の秋葉原事業所で月に一度開店するDandiesカフェをご紹介します。

Dandiesカフェって?

インテージグループにはDandies(ダンディーズ)という障がい者雇用のチームがあります。
普段は郵便物の配布や備品の管理などのオフィスサポート業務のほか、調査業務に使用する用紙の仕分けやパソコンによる入力作業などのグループ各社から受託した仕事を行っているのですが、そのDandiesが月に一度、コーヒーやお菓子を配るカフェを開催します。それがDandiesカフェ!

Diversity(多様性) and Inclusion(包括性)をつなぎ合わせて複数形にした造語
Dandiesについてはこちらでも紹介しています

夏にはアイスコーヒー、12月にはマシュマロ入りのココアやクリスマスパッケージのお菓子と、季節やイベントに合わせて変わるメニューも楽しみの一つ。実はカフェで提供するメニューはDandiesのメンバーが意見を出し合って自分たちで決めているのです。
ほかにも開催告知ポスターの制作や飾りつけも自分たちで行っていて、カフェの運営の多くに主体的に取り組んでいます。

笑顔と丁寧な接客で社員を癒すDandies

今年の3月で2周年を迎えたDandiesカフェは、多い時には約150人が訪れるイベントとなっています。
そんな人気のカフェを運営する中心メンバーに話を聞きました。


― Dandiesカフェでの担当を教えてください

Aさん:
リーダーとして全体の動きを見て、メンバーに指示しています。
コーヒーや紅茶用のお湯が少なくなったとき、お客さまへの提供に影響が出ないように補充するように伝えたり、立ち仕事なので、メンバー全員が必ず休憩を取れるように気を配ったりしています。
Bさん:
私は接客を担当しています。
注文を聞いて飲み物を作る担当者に内容を伝え、お客さまに渡すお菓子について説明しています。
Cさん:
コーヒーやココアなどのドリンクを作っています。

― 担当していることで何が一番大変ですか?

Aさん:
事前に確認しているのですが、実際にやってみると段取りどおりにはいかないことがあります。例えば一人で行うはずだった作業が一人では難しいとか。
そのようなときは、その場でカウンター内のレイアウトを変更して二人で対応できるようにします。
そういう場合に、メンバーに大丈夫か、作業しやすいかなどと確認しながら行っていくのが難しくて大変です。
Bさん:
一度に大勢が来たときの接客のタイミングや注文を覚えるのが大変です。
注文内容を忘れてしまうことがあるので、そういうときは再確認して間違いがないようにしています。
Cさん:
一人で数種類のドリンクを担当しているので、忙しい時に待たせず、正しく作るのが大変です。
人の流れを見て、足りなくなりそうな物があればAさんに相談して、ドリンクが切れないように対応しています。

― カフェを運営していてうれしかったことはありますか?

Aさん:
感謝の言葉をもらったときです。あと「今日はどんなコーヒーなの?」とか「おいしいよ」とか声をかけてもらって、普段話すことのないグループ従業員と話ができることがうれしいし楽しいです。
それとDandiesのメンバーの接客が回を重ねるごとに良くなっていて、成長を感じられるのもうれしいです。
Bさん:
カフェでは毎回アンケートを実施しています。「いつもありがとう」「いつも楽しみにしています」という回答があり、励みになるし、次もまたがんばろうという気持ちになります。
Cさん:
アンケートのコメントにうれしいことが書いてあったり、アドバイスやリクエストが書いてあったりすると、自分たちをちゃんと見てくれていると感じられます。

― 現在担当していること以外で、やってみたいことや挑戦したいことはありますか?

Aさん:
自分がやっているような、全体を見て指示を出せる人材を育てたいと思っています。
そのためにカフェの準備に必要なものをリスト化しましたが、指示出しはマニュアル化できないので、その点をどうするかを課題として取り組んでいます。
Bさん:
宣伝ポスターを何度か制作して楽しかったので、今後も続けていきたいです。
Cさん:
今回から事前準備の担当になったので、確実に用意できるようになりたいです。
それと表情が硬いと指摘されるので、忙しい時も笑顔でいられるようにするのが目標です。

Bさんはすてきなオフィスカジュアルコーデ、AさんとCさんはビシッとスーツで決めてきてくれました

Dandiesカフェは、メンバーの能力発揮の場であり成長する機会にもなっているのですね。

社員交流にも一役買ってます

当社グループは、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを採用しているのですが、カフェ開催日に合わせて出社するという人もいるほどDandiesカフェは、普段顔を合わせる機会の少ない社員同士のコミュニケーションの場にもなっています。

なのでグループ会社からコラボレーション企画の持ち込みもあるようで。。。
次回はそんなコラボカフェの様子をご紹介します!

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