2022年シーズンに向けて~インテージグループアスリート社員・北浦春香&折橋正紀


こんにちは!広報担当モッチーです。
インテージグループではアスリート社員・北浦春香(車いす陸上・インテージホールディングス所属)折橋正紀(デフフットサル・インテージヘルスケア所属)が活躍しています。いよいよ始まる2022年シーズンを前にした二選手に、昨シーズンの振り返りや新たなチャレンジなどを聞きました!


北浦春香(車いす陸上・短距離 女子T34クラス)
~ 安定した19秒台の走りで次のステージへ ~

2021年シーズンを振り返って

新型コロナウイルスの感染拡大でレースや選考会が中止になり、見通しが立たない中でもがき、試行錯誤したシーズンでした。また、競技生活をとおして初めて、海外に遠征できなかったシーズンでもあります。
最大の目標としていた4年に一度の国際大会への出場がかなわずに苦しみましたが、それでも一生懸命やり抜いたことは評価できると感じています。

現在のトレーニングは?

いまはシーズン前トレーニングの最終段階。量・強度を上げた走り込みやウエイトトレーニングで体づくりに重点を置いてきました。筋肉が大幅に増え、おもしろいくらい体つきが変わりました。ベンチプレスでは最高60キロ、連続して50キロのバーベルを上げているんですよ。
筋肉量が増えて持久力・体力も上がったことを実感。冬季の体づくりのトレーニングの重要性を再認識しました。


2022年シーズンの目標

しばらくの間、100メートルで19秒台を記録することにもがいていた時期がありました。「天候やトラックの条件がよいときに20秒を切れる」という感じだったんです。そして、2020年1月のオーストラリア遠征を機に、国内でも19秒台を記録できるようになったものの、コロナ禍によりレースが開催されない状況に…。
2022年シーズンはあらためて、天候やトラックの条件に左右されず、「100メートルで19秒台を安定的に記録すること」「自己ベストを更新すること」を目標にしています。これらのチャレンジを超えて、次のステージに到達したいですね。

皆さんの応援を力に変えて、自分自身も納得のいくシーズンにしたいと考えています。引き続き、応援をよろしくお願いいたします!


折橋正紀(デフフットサル・ゴレイロ)
~ アジア予選突破、ワールドカップを目指すチャレンジの一年に ~

2021年シーズンを振り返って

新型コロナウイルスの感染拡大でリーグ戦の日程が変則的になり、フットサル日本代表候補合宿の半分が中止になるなど、大きく影響を受けました。また練習場所であるフットサルコートの使用も制限されています。
代表候補合宿が何度も直前で中止になり、「またか…」と落胆することもありました。でも、このコロナ禍を含めて、環境は自分で変えることができません。そこに目を向けて「なんで…」と思うより、「置かれた環境で自分に何ができるか?どうすればよい結果に導けるか?」を考えて、前向きに取り組むようにしています。

現在のトレーニングは?

これまでは全体的な筋力アップのために、ウエイトトレーニングに重点を置いていました。現在は平行して、自分のポジションであるゴレイロ(ゴールキーパー)に必要な瞬発力やジャンプ力を向上させるため、臀部や股関節周辺を強化しています。地道なトレーニングですが、少しずつ効果が現われてきています。


2022年シーズンの目標

「デフフットサルワールドカップ2023」(ブラジル・ノバペトロポリス)出場を目指して、まずは今年開催が予定されているアジア予選を突破すること。目標に向けてレベルアップするために、フットサルリーグの上位カテゴリーに属しているチームへの移籍も視野に入れ、チャレンジの一年にしたいですね。

ワールドカップのアジア予選・本選が開催されることを信じて、よい報告ができるようにトレーニングに励んでいきます。引き続き、たくさんの応援をよろしくお願いいたします!

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