内定者が講師!? 社長&専務が優等生!?~インテージテクノスフィアで「ゲーム部」始まる②


内定者が研修の講師!? 入社前でもいいんです!

こんにちは!広報担当モッチーです。
『みんなでやれば、もっと楽しい!』~インテージテクノスフィアで『ゲーム部』始まる①」の続きをお届けします。

前回、「インテージテクノスフィア 専務の酒井和子が、Unityを使ってゲームを開発したことを覚えておいてくださいね」とお伝えしました。実は、きっかけとなる出来事があったんです。それは、新卒採用面接。

この面接で酒井が出会ったのが、とある学生さん。この学生さんは、「廃盤になった大好きなゲームを再現したい!」と、Unityでゲームを開発しているという方(ここだけの話、「面談は酒井の『ゲーム作ったの♪』というひと言からスタートし、終始ゲーム談義で盛り上がっていた」と聞いてしまいました(笑))
そう、この学生さんに出会って刺激を受けた酒井。「技術者魂」に火が付き、ゲーム開発に没頭。これまで使用していたコンピューター言語との違いに戸惑いながらも、Unityのテキストを片手に2D・3Dゲームを作り上げたんです。

そして、話はこれだけで終わりません。酒井はゲーム部のGM(ゼネラルマネジャー 兼 ゲームマスター)→ ゲーム部は「ゲームを作ること」も楽しむ部活 → ゲーム開発には土台となる知識・スキルが必要 → Unityの研修を開催しよう!ということに。

さらに、ここでまさかの展開が。研修の講師として白羽の矢が立ったのは、、、

内定が決まった「あの学生さん」!

そう、Unityでゲームを開発しているあの方です。ここで、「え!? 社内研修の講師が内定者!?」と思われた方、私も同じです。そして、学生さんも同じ思いでした。
「初めて打診された時は、『ええ!!!???』という感じ。驚きをとおり越して、すごい会社に入社してしまったのでは…と思いました(笑)」(ゲーム部部長によると「内定者がゲームを開発していると聞き、じゃあ教えてもらおう!」という流れになった、とのこと)

でも、「先輩社員とかかわれる貴重な機会ですし、大学時代には趣味として研究以外に、ゲーム開発にも没頭していたので、それが生かせるのはうれしいと思いました」と、講師を引き受けた学生さん。こうして、全6回の「ゲーム制作研修」が始まりました。

社長&専務が優等生!しかも、社長は皆勤賞


「ゲーム制作研修」は、毎回課題が出された本格的なもの。冒頭部で受講者が作ってきた課題を発表しました。CAD※1やIllustrator※2のデータを取り込んだゲームもあり、かなりハイクオリティーだったとか。研修以外の時間でもコミュニケーションツールを使い、「こんなものを作りました」「こういうときはどうすればいいですか?」などと、講師と受講者がやり取りしていました。

そして、受講者の中には酒井、インテージテクノスフィア社長・饗庭忍(あいば しのぶ)の姿が!しかも饗庭は、「研修の時は時間を空けるように調整して」皆勤賞だったというから驚きです。さらに、研修後には毎回、講師の学生さん、饗庭と酒井らで「振り返り会」を開いていたとのこと。

学生さんは、「研修も振り返り会も、とても話しやすい雰囲気。受講者が作ったハイクオリティーなゲームを見て、『講師を務めて本当によかった!』と思いました」と感想を話してくれました。

この研修について、饗庭・酒井はこのように振り返っています。
「本当に楽しかった!毎回ちゃんと復習していたんですよ(笑)。本で勉強する時は手順を追っていきます。でも、研修では『あ、だからこうなって、次につながっていくんだ』 『これはこういうことなんだ』と、全体像をつかみながら、概念的にどんどん理解できました。ありがたい時間だといつも思っていましたね」(饗庭)

「夜な夜な課題に取り組んでいました(笑)。この歳になると『教えてもらうこと』が減ってしまいます。そして、役員として会社の業績向上に取り組む毎日。そんな中で、新しい何かを学び、小さな成果を生み出すことは実は少ないんです。だからこそ、研修はとても新鮮で、純粋に楽しいものでした」(酒井)

※1
Computer Aided Design。設計図面を作成するためのソフトやシステム、コンピューターを使って設計することを指す
※2
Adobe社のグラフィックデザインソフト

ゲーム開発は理系じゃなくてもできる?


ゲーム部のキックオフイベント&講演会に参加し、「ゲーム制作研修」について聞いたモッチー。うっかり、「ゲーム作るのって楽しそう♪」と思ってしまいました。でも、超文系な自分にできる気がこれっぽっちもしない。。。
そこで、饗庭とゲーム部部長に、「ゲーム開発は理系しかできませんよね?」と質問してみました。そして、意外な答えが!

「ゲームを動かしているのはプログラム(=実装する手段)ですが、実は、それ以外の要素の方が重要でボリュームが大きいと考えています。だから、理系・文系、プログラミングできる・できないは関係なく、たくさんの人に『ゲームを作ること』に参加してほしいですね」(ゲーム部部長)

「ゲームはデザインや音楽などの要素も含めた集合体。プログラミングできなくても、企画はできるんですよ。一人で開発してもいいし、いろいろな人が集まって開発しても楽しいと思います」(饗庭)

なんだか、わくわくしてきました!そして、「文系もプログラミングができない人もウェルカム」なゲーム部について、ちょっと考えたことが。。。

所属先の部長はお母さん!? こんな会社だからゲーム部が生まれた(ちょっと脱線)


「内定者が講師を務める研修を社長&専務が受講した」ということだけでも、インテージテクノスフィアの雰囲気が少し伝わるのではないかと思います。そう、役員と一般の社員の距離がかなり近い!

学生さんの「最終面接で半分以上ゲームの話をしていた」はめずらしいことではなく、「自分も最終面接で仕事の話はしなかった」「リラックスして話しているうちに、面接が終わってしまった」という若手社員が続々。そして、「人がいい会社なんだろうな、と思った(笑)」 「おかしいといえばおかしいけど(笑)、この雰囲気が好き」という声もありました。
さらに、「(所属先の)部長すごいよ。フレンドリーで、なんかお母さんみたい」と動画で発言してしまう若手社員まで登場(笑)。

こんな文化の会社だからこそ、文系もウェルカムな「みんなでやればもっと楽しい!」ゲーム部が生まれたんですね。

まだまだ進化します!ゲーム部


「ゲーム制作研修」は終了しましたが、ゲーム部の活動はまだまだ続きます。年明けには初の「フェス」を企画しているとか!さらに、コロナ禍によって人の行き来が難しくなってしまった、東京・長野の二拠点をつなぐために社内イベントも考えているそうです。
これからも、「スタッフブログ」でお伝えしますので、どうぞお楽しみに!

Category

カルチャー
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