メタバースにフェス会場♪サステナビリティにふれる&つながるオンライン社内イベント<後編>


こんにちは、広報担当モッチーです。

インテージグループが開催した、サステナビリティがテーマの社内オンラインイベント「サステナフェス」。イベントを構成した二要素を中心に、その裏側を「スタッフブログ」でお伝えしています。

1.ビデオ会議システムを使った3講演(≫この講演ついてお伝えした<前編>はこちら
2.メタバース「oVice(オヴィス)」上のフェス会場(サステナビリティに関するコンテンツがいろいろ)

後編ではいよいよ、メタバース「oVice」に作ったフェス会場をご紹介!
そもそも会場をメタバースとした理由は「もっとフェスっぽく、楽しくしたい!」から。少しでも「おもしろいな」「楽しめるじゃん」と感じながらサステナブルな取り組みに触れられるように、こんなコンテンツを考えました。

  • これまでに(自主)制作したサステナビリティに関する動画をまるっと見れちゃう「サステナ映画祭」
  • サステナビリティに先駆的に取り組むインテージグループのメンバーを紹介した「あの●●さんもやってる!?マテリアリティ&サステナビリティ」
  • インテージグループ61年の歴史を振り返る「インテージグループ秘話ヒス●リア」などなど。。。

また、「フェス会場をいろいろ巡ってほしい」という思いから、会場内に隠れた5匹の猫さまを探す「秘密のメッセージを解読しよう!~にゃん探しゲーム♪」という仕掛けも。

そんなあれこれを散りばめたメタバース「oVice」のフェス会場。モッチーの思い(無茶ぶりとも言う…)を受け止めて、制作に携わったウェブ担当のノッシーが「フェス会場ができるまで」をお伝えします!


メタバースのフェス会場ができるまで

こんにちは。見るのも触るのも初めてのoViceでフェス会場を作る羽目になったウェブ担当のノッシーです。

oViceとは、ウェブ上の仮想空間でアバターを使ってコミュニケーションが取れるバーチャルオフィスツールです。アバター同士の距離が近いと声が大きく、遠いと小さく聞こえるシステムが採用されていて、リアルに近い感覚で会話ができます。

ゲームやバーチャル空間などで自分の分身として使用するキャラクターのこと

この oVice、バーチャルオフィスとして使うための設定作業なら難しくはないのですが(むしろ簡単)、今回作るのはイベント会場。それに「フェス」というからには色々装飾してお祭り感を出したい!!といっても、右も左も分からないとはこの事。
そこで!oViceの運営会社の方にお願いして基本的な使い方をレクチャーしていただきました。ようやく会場作りがスタートです。

まずは、バーチャル空間のイメージ選びから。oViceには近未来的なオフィスやリゾート風、桜に囲まれた公園などなど多くの背景画像が用意されているので、その中からイメージに合うものを選んで背景画像として設定します。


ベースに選んだ画像

次にコンテンツに合わせた画像を自前で用意して会場内に配置していきます。
例えば「サステナ映画祭」には映写機、「インテージグループ秘話ヒス●リア」は博物館、講演会の資料には本を積んだイラストといった具合。
その後は設置した画像にリンクを貼ったり、クリックすると案内板が表示されたりといった動きを付けていけば段々とイベント会場っぽくなっていきます。


用意したパーツの数々

会場のあちこちに隠れた猫さまを探してキーワードを集める「にゃん探しゲーム」の画像を気合を入れて配置したら会場は完成。なんとかフェス本番を迎えることができました。

特別講演をoViceで生中継!?

そしてフェス初日、会場内にアバターが表示され始めホッとしたのもつかの間、一番の難関がやってきました。前編でご紹介したビデオ会議システムを使った講演の生中継です。

実はメタバース会場で講演を、という話もあったのですが初めて使うシステムのため問題が起きた場合に対処できないということで、使い慣れた別のシステムで開催することになりました。が、それで話が終わらないのがチャレンジ精神旺盛なメンバーが揃った当部署のこと、折角だから生中継してみよう、という事になり…(ん?言い出したのは自分か??)。
あれこれツールを試したりネットで調べたりと試行錯誤した結果、最終的にスタッフの一人がフェス会場で講演を画面共有して、指定されたスペースにアバターが入ると、その人のパソコンに中継画面が自動で表示されるという方法で生中継することになりました。

設定ミスで初回講演の冒頭の約20分間、音声が流れないというアクシデントもありましたが、その後の中継は問題なく終了。今度はぜひメタバース内での講演開催に挑戦してみたいと思います!


中継時の画面

5日間にわたって開催されたサステナビリティをテーマにしたオンラインイベントについてお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
これからもイベントや制作の裏話をお伝えしていきたいと思っています。お楽しみに。

Page Top