NEWS RELEASEニュースリリース

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成長著しいアジア4カ国の3年後、10年後を予測! 変化のカギは 「ベターの追及」「ストレスフリー」「時の重視」

2019年7月10日

株式会社インテージホールディングス(本社:東京都、代表取締役社長:石塚純晃)は、タイとベトナム、インドネシア、インドで自主企画調査「Asia Insight Research(アジア・インサイト・リサーチ)」を実施しました。これは、交通や家電、ITサービスなどの業界に精通する各国の有識者にインタビューし、独自の分析により、3年後、10年後の市場や生活者に起きる変化を予測したものです。

【調査結果のポイント】

1. 4カ国共通の変化の鍵は、「ベターの追求」「ストレスフリーの追求」「時の重視」
2. タイは10年後、デジタル化により成長すると予測。高齢化社会に突入することで、介護・医療ニーズとともに、生活者の「エコ意識」「健康意識」が急速に高まると考えられます
3. ベトナムは、不透明ながらも10年後も成長が続くとみられます。同時に、生活水準の向上やデジタル化により、生活者に「エコ意識」が芽生えると予測
4. インドネシアは、人口増加や経済成長によって市場が拡大。3年後には競争が激化すると予測されます。また、生活者は個人志向に変化し、「時短や便利」を求めると考えられます
5. インドでは安定して経済成長が続き、多様なサービス領域で「リープフロッグ現象」が起こると考えられます。生活者の間では、「健康意識」「安全意識」が高まると予測

※ 社会インフラが整備されていない新興国において、新しいサービスなどが先進国の歩んできた技術進展を飛び越え、一気に広まること

【考察】

この調査では、アジアで成長著しいタイ、ベトナム、インドネシア、インドにフォーカス。各国における市場や生活者のニーズの変化を的確に捉えるため、「購入重視点」から抽出した、「エコ意識」「安心感」「快適性」を分析指標としました。
これらの指標を用い、有識者インタビューに基づいて分析した結果、4カ国の市場に共通しているのは「良好な景況感」「デジタル化」「生活の量と質の向上」「グローバル化」でした。「デジタル化」により、サービスが進化するだけでなく、ソーシャルメディアなどを通じて、多様な情報を得られる、発信できるなどのメリットが生まれます。そしてこれは、「グローバル化」につながります。その結果、外国製を含めた良質かつ安価な製品が市場に流通し、「生活の量と質の向上」が進行。さらに、「良好な景況感」につながっていく、という動きです。 この動きから、4カ国に共通する変化の鍵として、「飽くなきベターの追求」「ストレスフリーの追求」、「時の重視(『時は金以上なり』の意識)」が浮かび上がってきました。

「Asia Insight Research」レポートのダウンロードはこちら https://form.k3r.jp/intage/asiainsight2019(外部サイトへ)
「知るGallery」記事はこちら https://www.intage.co.jp/gallery/asia-future/(外部サイトへ)