アジア11の国・地域で業界最大級1100万人のモニター!?「アジアンパネル」のここがすごい!


こんにちは!広報担当モッチーです。
インテージグループは日本国内だけでなく、アジアを中心として10の国・地域に拠点を置いているんです。そして今回は、さまざまな海外ビジネスの中から「Asian Panel(アジアンパネル)」をご紹介します!

この「パネル」、壁に貼る断熱材でも、イベント会場を仕切る板でも、討論会の出席者でもありません。「パネル(この場合は『枠』という意味)としてある期間に固定されて、継続的に同じ項目の調査に協力する対象者」のことを指します。そして調査のご協力者を「モニター」と呼ぶこともあるんです。「アンケートモニター」という言葉をどこかで耳にされたことがあるかもしれませんね。

では、このアジアンパネル、いま何人のモニターがいるでしょうか?

答えは、、、1100万人!これちょっとすごくありません?東京都の人口に迫る数(約8割)なんですよ

このアジアンパネルについて、インテージグループの海外拠点のひとつで担当ディレクターとして活躍するPark Hwiyoungさんに聞いてみました。

「令和2年国勢調査 調査の結果」(総務省統計局)(PDF)

「アジアンパネル」ってどんなもの?


「アジアンパネル」は2016年、インテージグループの海外R&Dチームが中心となり、「モバイルパネル構想」として前身のプロジェクトがスタートしました。現在は東~南アジア11の国・地域(インドネシア・タイ・ベトナム・マレーシア・シンガポール・インド・フィリピン・韓国・中国・台湾・香港)に展開。さまざまな業界・分野で調査を行っています。また、この11の国・地域だけでなく、パートナーを通じてほかのアジア各国やアメリカ・ヨーロッパなどでも調査できるんですよ。
そして、アジアンパネルにご協力いただいているモニターの方が1100万人を突破しました!これは業界最大級なんです。


もちろん、ただ規模が大きいだけ・モニター数が多いだけではありません。モニターの方は性別・年齢・居住地・関心事などできめ細かく分類。マーケティング課題や目的に合わせて、多様な調査内容にお応えできる高い質を誇っています。
インテージグループは創業から60年を超えた、国内トップクラスの市場調査会社。お客さまからの信頼がなければ、いまの成長はありません。アジアンパネルではこれまでに培ったナレッジ・知見を生かして、モニターの質を高め、信頼性の高い調査データをご提供しています。これは自信を持ってお伝えできます!

「アジアンパネル」のここがすごい!(と言っちゃいます)


まず、背景的な情報をお伝えしますね。「アジアンパネル」を展開している地域(特に東南アジア)では、スマートフォンの普及が進んでいます。通話やメッセージなどのコミュニケーションや情報検索に加えて、オンラインショッピングやモバイル決済、配車サービス、料理宅配などにも利用されているんです。まさに、「スマートフォンがないと生活できない…」という感じで、日本よりも根付いているかもしません。


そしてアジアンパネルは、スマートフォンを使ってモニターの方が調査項目に回答する「モバイルパネル」と、パソコンを使って回答する「PCパネル」で構成されています。これには理由があるんですよ。
モバイルパネルの特徴は「モニターの方がどこにいても、気軽に回答できること」。写真や動画を集めることもできます。そして、PCパネルの特徴は「モニターの方がじっくり回答できること」。項目(設問)の多い調査に向いています。

アジアンパネルの強みのひとつは、このモバイルとPCの特徴を併せ持っていること!実は調査には、「モバイルパネルでしかできないこと」「PCパネルでしかできないこと」があります。アジアンパネルなら目的によって、モバイルパネル・PCパネルを組み合わせることも可能。これなら調査の多様性・自由度が上がりますよね。


さらに、モバイルパネルとPCパネルでは主要モニターの方の年齢層が違うんです。スマートフォンを使って回答するモバイルパネルでは、最も多いモニターは若年層(皆さんの予想どおりかも)。だからこそ、モバイルパネル・PCパネルを組み合わせることで、10~60歳代という幅広い年齢層・社会的背景のモニターを網羅できます。

その中でも特に、力を入れているのが若年層。アジアには「人口のうち最も多くの割合を占めるのが若年層」という国がいくつもあり、経済活動の原動力ともなっています。だからこそアジアンパネルでは、たとえば「学生だけを対象にした調査」も実現できるんですよ。

大切な子どもが成長するような、「アジアンパネル」のこれから


「アジアンパネル」の強みはほかにもあります。たとえば、「オンライン調査」の特性を生かして、生活の中での行動(食事する、化粧するなど)を撮影した写真・動画を収集したり。。。「ある画像や動画をモニターの方に見ていただき、その反応を観察する」という調査も行っています。また、時流に沿った新しい取り組みやさまざまな研究などを導入して、調査品質を高め、進化させているんですよ。

アジアンパネルの立ち上げでは、「ゼロを0.1にすること」の大変さを実感しました。ここまで大切に育ててきたアジアンパネルは、まさに自分の子どものような存在。だからこそ、「新しい挑戦によってイノベーションを起こす!」というマインドセットで、これからもさらに成長させ、お客さまのマーケティング活動や海外進出を強力にサポートしていきたいと考えています。

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