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中央大学商学部「マーケティングリサーチ」の特別講義

中央大学商学部「マーケティングリサーチ」の特別講義

インテージグループR&Dセンター アカデミア分科会では、インテージグループ内におけるアカデミアとの連携の促進・強化のサポート活動を行っています。取り組みの一環として、中央大学商学部で「マーケティングリサーチ」の特別講義を実施しました。

 

中央大学の同授業では、マーケティングリサーチの基本知識と、定量データの分析における基礎的な「フレームワーク」「分析技術」の習得が目的とされています。
今回は、受講者の学生が現役のリサーチャーを通して、マーケティングリサーチの現場の最前線に触れる機会として、また、マーケティングリサーチの、社会的役割や意義を実感することを期待いただき、当講義の実施を任されました。

 

当講義では、ビジネスにおけるマーケティングリサーチの位置づけや、実業務でのプロセスなどを、新商品開発を題材としたケーススタディを通じて紹介しました。
また、受講者自身が回答者の立場になり、答えやすく、調査の目的に沿った的確なデータを収集できる問いの立て方を考えるワークを設け、想像力と創造性が求められるアンケート作成の醍醐味を体感してもらいました。

 

講義中の様子

 

受講後に実施したアンケートでは、
「マーケティングリサーチは、マーケティング活動に幅広く関わっていることがよく分かりました。」
「リサーチを行うにあたって必要な視点を拝聴することができ、今後の学習が楽しみになりました。」
といったコメントをはじめ、当初の狙い通り、現役リサーチャーから現場のリアルを事例と共に伝えたことで、ポジティブな感想を数多く頂戴しました。

 

日頃蓄えてきた知識が、社会に、そして自身の将来にどう活きるかイメージが湧き、今後の授業に対するモチベーション向上につながったことは、大変喜ばしいことです。

 

また、アンケートや分析手法に焦点が当たりがちなマーケティングリサーチですが、顧客企業の課題導出や、社内メンバーとのチームプレイでコミュニケーションを発揮する側面があることも、受講者の皆様にとって新たな発見であったようです。

 

この度ご一緒した学生の皆様に、マーケティングリサーチをより身近なものに感じていただけたら幸いです。

 

中央大学の酒井先生
この度は貴重な機会を頂き、ありがとうございました。
学生の皆様の日々の学びについて、社会における活用イメージを膨らませ、双方を結びつけるきっかけを少しでもご提供できましたら幸いです。

 

インテージグループでは、引き続きアカデミアとの連携の促進・強化に取り組んでまいります。

 

・著者プロフィール

伊東 祐貴(イトウ ユウキ)
株式会社インテージ
企画分析2部 シニアリサーチャー


2016年にインテージ入社。顧客企業のマーケティング課題を解決するための調査企画・分析業務を担当する一方、産学連携プロジェクトを通じたZ世代及びリキッド消費研究や、ビジネスにおけるリサーチの実践を題材とした大学での講演活動などにも取り組んでいる。生活者を理解するため、流行のグルメやファッション、スポットなどを実際に“体験”し、社内メルマガでその様子を発信することを日課としている。

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