インテージテクノスフィアで国際インターンシップ!~日本・ベトナムの工業大学から


こんにちは!広報担当モッチーです。
インテージグループでビジネスインテリジェンス(BI)の領域を担うIT会社、インテージテクノスフィア が2月中旬、金沢工業大学※1(石川県野々市市)と越日工業大学※2(ベトナム・ホーチミン市)から、合わせてお二人のインターン生をお迎えしました!

このインターンシップは、「『文化を超えた共創教育』として、両大学の学生がペアを組み、5日間の事前学習後に企業で就業体験する」というもの。2020年冬期のインターンシップでは、20組の学生の皆さんが20社でインターンシップに臨みました。

互いに「初めて」


インテージテクノスフィアは2017年度から、産学連携の取り組みの一環として、金沢工業大学の課題解決型学習(PBL: Project Based Learning)に協力。自主企画調査のデータを提供し、学生の皆さんのデータ分析や成果発表会の開催を支援しています。その関係性から今回、この国際的なインターンシップ初のIT系受け入れ企業となりました!

今回の5日にわたるインターンシップで、お二人を迎えたのは、ビジネスインテリジェンス第一本部医薬情報ユニット。そして「初めて」だったのは、インテージテクノスフィアも同じです。執務スペースで社員と席を並べ、課題に取り組んでいただくかたちでのインターンシップは、実は初めて。そのため、お二人をお迎えした社員の一人は、「受け入れ側も、インターンシップの内容設定に頭を悩ませました」と話しました。

「IT企業だからこそ」のインターンシップ

インターン生のお二人が取り組んだ課題は「集計プログラムの作成」。テキストマイニングした結果に対し、集計処理(プログラム)を作成します。と言われても、なんだかとても難しい…。大学の専攻が文系だったモッチーには、さっばりです…。

それもそのはず、医薬情報ユニットの社員いわく「あえて挑戦的なテーマを設定しました!」。ええっ!?
もちろんそれは、いじわるなどではなく(笑)、「課題をクリアした後のよろこびを味わっていただきたい」という思いがあったから。「悪戦苦闘する姿を拝見して気の毒に思いましたが、達成した時の歓喜もひしひしと伝わってきました」。
別の社員もこう話しています。「インテージテクノスフィアはシステム開発会社。業務内容は技術的な要素が強く、課題は難しかったかもしれません。インターンシップ期間中も試行錯誤があり、お二人も大変だったと思います。でも、『それもいい経験』と感じていただければ、うれしいですね」。

「大変だったけれど、よい経験に」
「自分で理解したことを、相手に伝える大切さを実感」


さて、冒頭でお伝えしたように、今回お迎えしたインターン生は、ベトナム・日本の大学生お二人。
越日工業大学で日本語も学んでいるというインターン生は、締めくくりとして行った成果発表だけでなく、質疑応答や資料の作成も日本語で。明るくポジティブな姿勢が印象的でした。
そして、金沢工業大学からのインターン生は、ご自身のインターンシップとペアを組むベトナム人大学生へのフォローという、二つの役割に心を配り、とてもまじめに取り組んでくださいました。


インターンシップ5日間の締めくくりとなる「成果発表会」では、お二人がそれぞれ、ご自身が感じたこと、学んだことなどを発表。そして、拝見するインテージテクノスフィアの社員はまるで、「がんばる姿を見守るお父さん・お兄さん」のようだったとか。あたたかい雰囲気が伝わってきますね。

最後に、インターンシップを終えたお二人に感想を伺いました。

金沢工業大学の学生の方
「専門用語やプログラムの手詰まり、エラーの対処に苦労しました。また、それをペアの相手に伝えることも大変。でも、わからないことを聞くために相手に説明する、自分で理解したことをしっかり相手に伝えるなど、コミュニケーションの難しさ、大切さを実感できました」

越日工業大学の学生の方
「グラフィックデザインが専門なので、今回の課題は大変でしたが、とてもよい経験になりました。来日前にベトナムで、インテージテクノスフィアの紹介をプレゼンしてきました。成果発表会もしっかり準備し、緊張せずに発表できたと思います」

インテージテクノスフィアにインターン生としていらしていただき、ありがとうございました!お二人のご活躍を楽しみにしています!

※1
前身となる北陸電波学校が1957年、同大学が1965年に開校。イノベーション創出を可能とする「世代・分野・文化を超えた共創教育」を全学で展開している
※2
Vietnam-Japan Institute of Technology(VJIT)。日本とベトナムの架け橋となる人材の育成、提供を目的に2015年10月、ホーチミン市工業大学(Ho Chi Minh City University of Technology: HUTECH)校内に設立。金沢工業大学のカリキュラムを採用している

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カルチャー
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