COMPANY企業情報

MESSAGE FROM THE PRESIDENT社長メッセージ

代表取締役社長 石塚 純晃

私たちインテージグループは、「Know today, Power tomorrow 知る、つなぐ、未来を拓く」というビジョンのもと、お客様と生活者を繋ぐ架け橋として、豊かで可能性の広がる社会の実現を目指しています。

今、社会のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)がとどまることのない勢いで進展しており、その結果として、日々膨大なデータが生成されています。それらデータの活用価値を、生活者ファーストの視点で創出することは、マーケティングのみならずビジネス界、そして社会全体に対する時代の要請ともいえる状況となっています。

私たちは1960年の創業以来、生活者理解の進化と深化に向け、常にデータと向き合い、そして、最新のテクノロジーを用いたデータ活用の在り方を追求してきました。そして今、このデジタル時代の要請を受けて、データ活用の領域において、私たちが貢献すべき機会が大きく広がってきていると考えています。

近年、世界では紛争や異常気象(地球温暖化)が頻発し、一方、国内では社会の高齢化、そして生活者の多様化、成熟化が複雑に絡み合って進んでいます。豊かで可能性の広がる社会の実現にむけては、健やかな地球社会の希求を基調としながらも多様化する生活者理解の解像度を上げ、その理解に基づき的確にアプローチする方法を持つことが不可欠であります。

インテージグループは、様々な顧客接点の保有と顧客課題接近力といったケイパビリティをもとに、『データの価値化(MI:Marketing Intelligence)』と『データ活用の仕組化(BI:Business Intelligence)』、そして『データの拡張(MI×BI)』への取り組みを追及し、企業や官公庁自体の意思決定を支援してまいります。この取組みがDXそのものであり、またこれを続けることが私たちのビジョンの実現への道にもつながると考えています。

当社グループは2023年度を初年度とする第14次中期経営計画を策定し、グループ基本方針を「Data + Technology企業としてのNew Portfolioへ -新たな価値発揮の創出-」といたしました。様々な生活様式の変化および生活者の視点に立った社会経済のDXの加速を、インテージグループが長年生業としてきた、生活者理解のための「データの価値化と活用の仕組化」の知見を生かすべき機会と捉え、これからも当社らしさを最大限に生かし、ビジョンにふさわしい事業活動による社会貢献を通じて、さまざまなステークホルダーに選ばれる企業体を目指してまいります。

どうぞ、これからのインテージグループにご期待ください。

  • 2023年11月
  • 株式会社インテージホールディングス
  • 代表取締役社長
  • 代表取締役社長 石塚 純晃