2019.04.05
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「仕事があるから競技が楽しめる」トライアスロン競技だけに専念しない彼の理由 【from PR Table】


インテージテクノスフィアの幸坂健太郎はビジネスマンであり、日本トライアスロン連合(JTU)の年代別ランキングに入る選手でもあります。ほかの社員と同様に仕事をこなし、隙間の時間を縫ってトレーニングを積む日々に「だからこそバランスが良い」と笑顔の幸坂。挑戦を続ける生活の裏側を彼自身が語ります。

40歳で転職、未経験のAI事業へ。お客さまからの「ありがとう」が嬉しい

私がインテージテクノスフィアに転職したのは2017年、40歳の時です。前職では新規事業開発部署に所属し、年に最低ひとつの事業立ち上げをミッションとしていました。仕事のやりがいは感じていたものの、新しい分野での一歩を踏み出したい気持ちもあって。

それに振り返ってみると、自分の仕事観や人生観を見直す周期がなんとなく10年ごとに訪れるんです。新卒で就職した企業から前職に移ったのも30歳の時ですしね。

40歳で転職するハードルは相当高いだろうと思っていました。でも、インテージはさまざまな事業やサービスを展開しているので、前職までに経験した知識や人脈も活かせると思いましたし、また前職とは違った領域でも仕事ができそうだと思ったんです。

面接で「新規事業を立ち上げたい」と熱弁を振るった結果、「ちょっとおもしろいやつがいる」と着目してもらえました(笑)。

入社して最初の1年近くはひとりで新規事業をひたすら企画していました。そして2018年に、今のAIデータビジネス本部から声を掛けられ異動しました。

AIはまったく経験のない分野だったのですが、転職の際に掲げた「新しい分野」はこれだ!と思い、ぜひ!とふたつ返事でした。もともと好奇心旺盛な性格なんです。

現在は製造業のお客さまを中心に、営業として業務に当たっています。各企業が抱える共通の課題は、後継者不足と社員の高齢化。そして技術伝承課題からくる経営不安。

それを解決するために、これまでヒトがおこなっていた製品の検査や管理を、AIによって自動化していくのがミッションです。

前職も含め、昨年までは新規事業に携わっていたので「顔が見える顧客」はいませんでした。でもこの1年はお客さまと接することが増えて、感謝の言葉を直接伺うようになりました。

苦手な数理系分野の仕事で、正直、まだわからないことも多々ありますが、この「ありがとう」の一言が本当に嬉しいんです。仕事の一番のモチベーションになっていますね。

レースも練習も九分九厘きつい。それでもトライアスロンを続けるワケ



もうひとつ、仕事と同じくらい力を入れているのが、トライアスロン。趣味ではなく競技として取り組んでいます。

始めたきっかけは、約7年前に地元の市民水泳大会に助っ人として出場したこと。実は、大学を卒業するまでは競泳の選手。それ以来ずっと練習していなかったけれど、いざ大会に出場したら体は覚えていたんですよね。

自由形と個人メドレーの2種目で優勝でき、それをたまたま見ていたトライアスロンチームの監督から声が掛かりました。

最初はトライアスロンには全然興味がなかったんです。小さい頃からずっと競泳を続けていたから、社会人になって「やっときつい練習を辞められる」という感覚が大きかったので。もう激しい運動はしないと決めていたし、実際に社会人になってからはほとんど体を動かすこともなくて。

でもその後半年くらいでしたか……関係者から何回もしつこく誘われて「なんて諦めの悪い人たちなんだろう」と結局根負けしましたね(笑)。

最初はひたすらラン練習だったからきついばかりで全然楽しくなかったんですが、バイク(競技用自転車)の購入がきっかけで新しい世界が広がり、トライアスロンの奥深さを楽しめるようになってきました。

体を動かすうちに昔の懐かしい感覚や集中力が蘇ってきて、いま思うとそれが気持ちよかったのかな。やはりスポーツが好きなんでしょうね。

トライアスロンはたとえば、「ロングディスタンス」なら10時間以上動きっぱなしの競技。「何が楽しいの?」とよく聞かれるし、私もずっと自問自答しています(笑)。

練習もレースも九分九厘きつくて、何度も辞めたいと思うことはありますよ。でも、レースが終わった瞬間、それまでのきつい練習が報われるような、自分へのご褒美のような時があるんです。

もちろんゴールした後の満足感、達成感はありますが「もう我慢しないで好きなものを食べられる!」と思う瞬間もいいですね。

私は茶碗蒸しが好物(笑)。でも卵だけにタンパク質の取り過ぎやコレステロール値も気にしていますし、減量の為レースの数カ月前からは食事制限をしながら好きなもの、食べたいものは控えているんです。

レース後にいろんな事から解放される、そんな一瞬の気持ち良さがたまらなく好きで、ほかのつらさを相殺しているからトライアスロンを続けているんだと思います。

レース後の心の疲れを仕事で癒し、体を動かすことで新しい発想が生まれる



トライアスロンの練習は、仕事の合間を縫って重ねています。

たとえば今朝は1時間半かけて20kmをランニングしてから出社しました。金曜日は会社から自宅までの40kmを走って帰ると決めています。今日は金曜日なので、今日の走破距離は合計60kmになる予定です。

その代わり、明日のトレーニングは休み。加齢とともにケアがより重要になってくるので、トレーニングは週に3日と決めています。

仕事とトレーニングの両立は大変といえばもちろん、大変です。ただ、プロのスポーツ選手が「1日でも自分に対しておろそかになると、これまで積み上げてきた努力がすべて無駄になってしまう」と言っていたのが心に沁みて。

トレーニングは週3日と決めているからこそ、雨や雪が降ろうが限られた時間のなかで集中。「今日頑張ったら明日は休める」とメリハリを意識して、セルフコントロールしています。

トライアスロンは水泳(スイム)、自転車(バイク)、ランニング(ラン)の3種目を満遍なくトレーニングしなければ強くなれませんし、逆を言えば不得手な種目も努力次第で才能にも勝る結果を生み出すこともできます。

24時間365日、限りがあるなかでどう練習するか。そんなタイムマネジメント、セルフマネジメントは、仕事にも共通します。トライアスロンを始めてから、仕事で「面倒」とか「つらい」と思うことが減り、自分に負けなくなったように思います。

あくまで仕事が本業ですので「隙間時間」でトレーニングをしながら国内、海外レースを転戦していますが、なかには、スポーツクラブに所属したり、企業スポンサーがついて競技に取り組んでいらっしゃる方など、トライアスロンもほかの競技同様、一部には競技に専念できる方もいらっしゃいます。

実は私も当社に転職する前、他社から「競技に専念しないか」というお話をいただいたことがありました。そのオファーに魅力を感じたことは事実です。

でも私は、トライアスロンを競技として生涯現役で続けたいと思っていて、競技優先がゆえ、自分を追い込み過ぎてケガすることも避けたい。だからこそ、楽しく長く続けることを考え、企業で働きながら競技する道を選びました。

それに私にとっては、仕事とトライアスロンを両立しているのが一番良いバランスなんです。仕事を頑張るからこそ、トライアスロンも頑張れます。

体を動かして血流が良くなり、心拍数が上がると脳にも酸素がどんどん回っていくような感覚があって。そんな刺激が入るとトレーニング中に新しい発想が浮かぶんですよ。

頭も体も動かして、どちらも楽しめているから練習はキツイものの嫌でないし、仕事に行くのも億劫になりません。嫌なことがひとつもないんです。

仕事のストレスをトライアスロンで発散して、トライアスロンのストレスを仕事で発散しているようなところもあります。「病は気から」という通り、体の疲れには心の影響が大きいと思っています。

レース中は10時間以上体を動かし続けて、消費カロリーは時に1万を超えます。レース後はもう、心も体もボロボロ。

それでも次の日に会社に行こうと思えるのは、やっぱり仕事が楽しいから。体の疲れはどうしても残るけれど、レース後の心の疲れは仕事しているうちに忘れちゃうんです。

いまは年間約10レースに参戦。当社は休みが取りやすい環境で、無理なく出場できています。上司や先輩、同僚も応援してくれているので本当にありがたいですね。

仕事にも競技にも「挑戦する勇気」を持って、「行動で証明」したい



社内の若いスタッフには、ぜひ趣味を持ってほしいと思っています。「休日は特に何もしていない」という人が多いように思います。最近の傾向なのか、若い人は全般的に、仕事熱心で真面目だけれど、おとなしい気がしていて。

若い人がもっと当事者意識を持ち、自分から積極的にいろんなことを発信してくれるといいですよね。そして、そのための活力を趣味が養ってくれるのだと思います。「仕事を頑張るためにも趣味を持って、両輪で楽しんでみたら?」と声を大にして言いたいですね。

なにより、仕事以外に自分の能力を活かす場を持てば、世界が広がります。私は仕事だけに没頭していた20代よりも、いまの方が圧倒的に人生を楽しんでいます。働き方改革が進むなか、タイムマネジメント、セルフマネジメントすることで、プライベートの時間をもっと充実させることができるはずです。

私自身のこれからの目標は、毎年ハワイ島でおこなわれる「アイアンマン世界選手権大会」に出場すること。スイム3.8km、バイク180km、その後に42kmのフルマラソンを走る、世界でも優秀な成績を収めた選手だけが出られる究極のエンデュランスレースです。

出場には、毎年全世界約40大会あるアイアンマンレースで年代別上位入賞し、スロット(出場権)を獲得しなければいけません。ほぼいずれかの大会で年代別カテゴリー優勝しなければ権利を獲得できないほどの難関レースです。

そのためにも体づくりにあと3年はかかると思っています。ぜひ40歳代半ばでの出場を狙いたいですね。

また、トライアスロン選手としてだけでなく、もっと仕事で活躍したいと思っています

「挑戦する勇気、行動による証明」

これは、私の座右の銘。仕事とトレーニングを両立する中で、日々、自分に言い聞かせています。まずは何かに挑戦する勇気を持つことが大切だけれど、それだけではダメで、行動で結果を示さなければいけません。

いま取り組んでいるAIの分野は社内でも最も伸びしろがある事業。それに世の中でもバズワード的に「AI」と言われている現状、我々がAI活用の本質的目的を理解し、世の中に浸透させていけるAIの仕組みづくりをしていけると良いですね。

インテージグループが創業60周年を迎える2020年は、東京オリンピックもやってきます。(あと20歳若かったら真剣にオリンピックを狙ってみたかった……(笑))時代も会社も大きく動くでしょうから、より変革の年に自身も会社のエンジンンとなって働いていたいですね。チャンスは大きいと捉えています!

仕事でもトライアスロンでも「行動による証明」ができるように、これからも両輪で進んでいきたいですね。


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(所属・役職は取材時のものです)

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カテゴリ:働き方